クレーンの種類、形式及び用途に関し、正しいものは次のうちどれか。
1:橋形クレーンは、ガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にスイングレバーを設けたものもある。
2:スタッカー式クレーンは、巻上装置及び横行装置を備えたクラブがガーダ上を移動するクレーンである。
3:クライミング式ジブクレーンは、工事の進捗に伴い、必要に応じてマストを継ぎ足し、旋回体をせり上げる装置を備えたクレーンである。
4:レードルクレーンは、主に造船所で使用される特殊な構造のクレーンで、ジブの水平引き込みができる。
5:アンローダは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。
答:3
覚えよう!
- 橋形クレーンは、ガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にカンチレバーを設けたものもある。
- スタッカー式クレーンは、運転室又は運転台が巻上げ用ワイヤロープ又はチェーンによりつられ、常時荷の昇降とともに昇降するクレーンである。
- クライミング式ジブクレーンは、工事の進捗に伴い、必要に応じてマストを継ぎ足し、旋回体をせり上げる装置を備えたクレーンである。
- レードルクレーンは、製鋼工場における溶鋼鍋の運搬に多く用いられている。
- コンテナクレーンは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。アンローダは、鉄鉱石などのばら物を荷役するための専用のクレーンで、橋形クレーン式と引込みクレーン式に分けられる。