次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。
イ.圧縮機吸込み蒸気配管の二重立ち上がり管は、冷媒液の戻り防止のために使用される。
ロ.高圧冷媒液管内にフラッシュガスが発生すると、膨張弁の冷媒流量が減少して、冷凍能力が減少する。
ハ.配管用炭素鋼鋼管(SGP)は、一般に、冷媒R410Aの高圧冷媒配管に使用される。
ニ.圧縮機の停止中に、配管内で凝縮した冷媒液や油が逆流しないようにすることは、圧縮機吐出し管の施工上、重要なことである。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:ロ、ニ
4:イ、ハ、ニ
5:ロ、ハ、ニ
答:3
覚えよう!
- 圧縮機吸込み蒸気配管の二重立ち上がり管は、油戻しのために使用される。
- 高圧冷媒液管内にフラッシュガスが発生すると、膨張弁の冷媒流量が減少して、冷凍能力が減少する。
- 配管用炭素鋼鋼管(SGP)は、毒性をもつ冷媒、設計圧力が1MPaを超える耐圧部分、温度が100℃を超える耐圧部分には使用できない。冷媒R410Aの高圧部設計圧力は1MPaを超えるため使用することはできない。
- 圧縮機の停止中に、配管内で凝縮した冷媒液や油が逆流しないようにすることは、圧縮機吐出し管の施工上、重要なことである。