次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。
イ.配管材料としての銅および銅合金は、アンモニア冷媒に使用できる。
ロ.吐出し管は、冷媒ガス中に混在している油が確実に運ばれるガス速度が確保できる管径とする。
ハ.高圧液管は、冷媒液がフラッシング(気化)するのを防ぐために、流速はできるだけ小さくなるような管径とする。
ニ.吸込み管の管径は、冷媒蒸気中に混在している油を、最小負荷時にも確実に圧縮機に戻せるような蒸気速度が保持できるように選定する。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:ロ、ニ
4:ハ、ニ
5:ロ、ハ、ニ
答:5
覚えよう!
- アンモニアは、銅および銅合金に対して腐食性がある。このため配管材料としての銅および銅合金は、アンモニア冷媒に使用してはならない。
- 吐出し管は、冷媒ガス中に混在している油が確実に運ばれるガス速度が確保できる管径とする。
- 高圧液管は、冷媒液がフラッシング(気化)するのを防ぐために、流速はできるだけ小さくなるような管径とする。
- 吸込み管の管径は、冷媒蒸気中に混在している油を、最小負荷時にも確実に圧縮機に戻せるような蒸気速度が保持できるように選定する。