平成20年前期-問16

有害因子へのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、適切なものは次のうちどれか。

1:プレス機による騒音と振動の伝ぱを防止するため、プレス機とその基礎との間に金属板を敷く。

2:製缶工場で、騒音を減少させるため、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替える。

3:放射線ばく露を低減させるため、ガンマ線源と労働者の間の鉛製の遮へい材を同厚の鉄製のものに替える。

4:レーザー光線の反射を少なくするため、レーザー機器を置く部屋の多孔性ブロック製の壁を鋼製のものに替える。

5:破砕作業を行う場所に隣接した作業場所の騒音を減少させるため、破砕機の周囲に遮音材としてコンクリートパネル、吸音材としてグラスウール及び穴明きボードを用いた防音壁を設ける。

答:5

覚えよう!

  • プレス機と基礎との間に金属板を敷いても、騒音と振動の伝ぱを防止することはできない。
  • 製缶工場で、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替えると、騒音を大きくしてしまう。
  • ガンマ線源と労働者の間の鉛製の遮へい材を同厚の鉄製のものに替えると、放射線ばく露を増加させてしまう。
  • レーザー機器を置く部屋の多孔性ブロック製の壁を鋼製のものに替えると、レーザー光線の反射を大きくしてしまう。
  • 破砕機の周囲に遮音材としてコンクリートパネル、吸音材としてグラスウール及び穴明きボードを用いた防音壁を設けると、破砕作業を行う場所に隣接した作業場所の騒音を減少させることができる。
平成20年前期-問16の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有害要因と作業環境の改善
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