平成17年前期-問12

有害要因へのばく露を減少させるための作業環境改善に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

1:ビル建設の基礎工事で、騒音と振動を少なくするため、アースオーガーをドロップハンマー式杭打機に切り替える。

2:製缶工場で、騒音を減少させるため、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替える。

3:破砕作業を行う場所に隣接した作業場所の騒音を減少させるため、破砕機の周囲に遮音材としてコンクリートパネル、吸音材としてグラスウール及び穴あきボードを用いた防音壁を設ける。

4:プレス機による騒音と振動の伝ぱを防止するため、機械と基礎との間に金属板を敷く。

5:放射線ばく露を低減させるため、ガンマ線源と労働者の間の鉛製の遮へい材を同厚のコンクリート製のものに替える。

答:3

覚えよう!

  • ビル建設の基礎工事で、アースオーガーをドロップハンマー式杭打機に切り替えると、騒音と振動を大きくしてしまう。
  • 製缶工場で、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替えると、騒音を大きくしてしまう。
  • 破砕機の周囲に遮音材としてコンクリートパネル、吸音材としてグラスウール及び穴あきボードを用いた防音壁を設けることで、破砕作業を行う場所に隣接した作業場所の騒音を減少させることができる。
  • プレス機と基礎との間に金属板を敷いても、騒音と振動の伝ぱを防止することはできない。
  • ガンマ線源と労働者の間の鉛製の遮へい材を同厚のコンクリート製のものに替えると、放射線ばく露を増加させてしまう。
平成17年前期-問12の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有害要因と作業環境の改善
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