平成16年後期-問17

有害物質を発散する作業場における環境改善に関する方策として、誤っているものは次のうちどれか。

1:粉じんを発散する作業工程では、湿式工法の採用を検討する。

2:局所排気装置を設置する場合、ダクトが細すぎると搬送速度が不足し、太すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。

3:空気清浄装置を設けた局所排気装置を設置する場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設けるようにする。

4:有害物を取り扱う設備を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気よりわずかに低くする。

5:自動車など表面積の大きなものの塗装業務では、ブッシュプル型換気装置の設置を検討する。

答:2

覚えよう!

  • 粉じんを発散する作業工程では、湿式工法の採用を検討する。
  • 局所排気装置を設置する場合、ダクトが太すぎると搬送速度が不足し、細すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。
  • 空気清浄装置を設けた局所排気装置を設置する場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設けるようにする。
  • 有害物を取り扱う設備を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気よりわずかに低くする。
  • 自動車など表面積の大きなものの塗装業務では、ブッシュプル型換気装置の設置を検討する。
平成16年後期-問17の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有害要因と作業環境の改善
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回20.0%前回~5回前20.0%
過去10回10.0%6回前~10回前0.0%
過去15回6.7%11回前~15回前0.0%
過去20回15.0%16回前~20回前40.0%
過去25回12.0%21回前~25回前0.0%
過去30回20.0%26回前~30回前60.0%
過去35回28.6%31回前~35回前80.0%
とことん類似問題!
令和5年前期-問19 有害物質を発散する屋内作業場の作業環境改善に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
平成27年前期-問13 有害物質を発散する屋内作業場の作業環境改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成26年前期-問18 有害物質を発散する屋内作業場の作業環境改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成22年前期-問11 有害物質を取り扱う屋内作業場の作業環境改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成21年後期-問16 有害物質を発散する屋内作業場における作業環境改善に関する方策として、誤っているものは次のうちどれか。
平成21年前期-問18 有害物質に対するばく露を防止するための次のアからエの作業環境管理の手法について、優先順位の高いものから順に並べた場合、正しいものは1~5のうちどれか。
平成20年前期-問16 有害因子へのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、適切なものは次のうちどれか。
平成19年前期-問15 有害物質を発散する作業場の環境改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成18年後期-問14 有害因子へのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、適切なものは次のうちどれか。
平成18年前期-問16 有害因子へのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、適切なものは次のうちどれか。
平成17年後期-問14 作業環境の改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成17年前期-問12 有害要因へのばく露を減少させるための作業環境改善に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

平成16年後期-問17

平成16年前期-問20 有害エネルギーへのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、正しいものは次のうちどれか。