有害物質を発散する作業場における環境改善に関する方策として、誤っているものは次のうちどれか。
1:粉じんを発散する作業工程では、湿式工法の採用を検討する。
2:局所排気装置を設置する場合、ダクトが細すぎると搬送速度が不足し、太すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。
3:空気清浄装置を設けた局所排気装置を設置する場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設けるようにする。
4:有害物を取り扱う設備を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気よりわずかに低くする。
5:自動車など表面積の大きなものの塗装業務では、ブッシュプル型換気装置の設置を検討する。
答:2
覚えよう!
- 粉じんを発散する作業工程では、湿式工法の採用を検討する。
- 局所排気装置を設置する場合、ダクトが太すぎると搬送速度が不足し、細すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。
- 空気清浄装置を設けた局所排気装置を設置する場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設けるようにする。
- 有害物を取り扱う設備を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気よりわずかに低くする。
- 自動車など表面積の大きなものの塗装業務では、ブッシュプル型換気装置の設置を検討する。