平成16年前期-問20

有害エネルギーへのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、正しいものは次のうちどれか。

1:騒音を減少させるため、鍛造機の周囲に金属の遮へい板を設ける。

2:製缶工場で、騒音を減少させるため、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替える。

3:ビル建設の基礎工事で、騒音と振動を少なくするため、アースオーガーをドロップハンマー式杭打機に切り替える。

4:プレス機による騒音と振動の伝ぱを防止するため、機械と基礎との間に金属板を敷く。

5:放射線ばく露を低減させるため、ガンマ線源と労働者の間のコンクリート製のしゃへい材を半分の厚さの鉛製のものに替える。

答:5

覚えよう!

  • 鍛造機の周囲に金属の遮へい板を設けても、共振や音の反響により、騒音を減少することはできない。
  • 製缶工場で、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替えると、騒音を大きくしてしまう。
  • ビル建設の基礎工事で、アースオーガーをドロップハンマー式杭打機に切り替えると、騒音と振動を大きくしてしまう。
  • プレス機と基礎との間に金属板を敷いても、騒音と振動の伝ぱを防止することはできない。
  • ガンマ線源と労働者の間のコンクリート製のしゃへい材を半分の厚さの鉛製のものに替えることで、放射線ばく露を低減させることができる。
平成16年前期-問20の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有害要因と作業環境の改善
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