令和4年後期-問2

ボイラーに使用する金属材料に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 鋳鋼は、大口径や高圧用の弁箱、その他形状が複雑なため機械加工が困難で鋳鉄では強度が不足する部品に使用される。

B 高炭素鋼は、硬化し、割れが発生しやすいので、ボイラーには主として炭素量0.5~0.8%程度の軟鋼が使用される。

C 銅合金には、銅と亜鉛の合金の黄銅及び銅とすずの合金の青銅があるが、黄銅の方が鋳造しやすく、バルブ、コックなどに使用される。

D 合金鋼は、引張強さ、クリープ強さ、耐食性などを改善するために炭素鋼に適量のクロム、ニッケル、モリブデンなどを添加したもので、ボイラーに使用される合金鋼にはクロムモリブデン鋼などがある。

1:A、B、C

2:A、C、D

3:A、D

4:B、C

5:C、D

答:3

覚えよう!

  • 鋳鋼は、大口径や高圧用の弁箱、その他形状が複雑なため機械加工が困難で鋳鉄では強度が不足する部品に使用される。
  • 高炭素鋼は、硬化し、割れが発生しやすいので、ボイラーには主として炭素量0.1~0.3%程度の軟鋼が使用される。
  • 銅合金には、銅と亜鉛の合金の黄銅及び銅とすずの合金の青銅があるが、青銅の方が鋳造しやすく、バルブ、コックなどに使用される。
  • 合金鋼は、引張強さ、クリープ強さ、耐食性などを改善するために炭素鋼に適量のクロム、ニッケル、モリブデンなどを添加したもので、ボイラーに使用される合金鋼にはクロムモリブデン鋼などがある。
令和4年後期-問2の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野ボイラーに使用する金属材料
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