平成30年後期-B-問8

ボイラーの通風などに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:外気の密度をpa(kg/m3)、煙突内ガスの密度をpb(kg/m3)、煙突の高さをH(m)、重力加速度をg(m/S2)とすれば、煙突の理論通風力Z(pa)は、Z=(pa-pb)gHで求められる。

2:人工通風は、自然通風に比べ、ボイラーなどの通風抵抗を小さくしなければならないが、管群での燃焼ガス速度を下げることができるので、伝熱特性が向上する。

3:押込通風は、ファンを用いて燃焼用空気を大気圧より高い圧力として炉内に押し込むもので、一般に常温の空気を取り扱い、他の通風方式に比べ所要動力が小さい。

4:誘引通風は、煙道又は煙突入口に設けたフアンによって燃焼ガスを吸い出し煙突に放出するもので、ガス中の腐食性物質によってフアンが損傷しやすい。

5:平衡通風は、押込通風と誘引通風を併用した方式で、炉内の気密が困難なだ石炭焚きボイラーなどに用いられる。

答:2

覚えよう!

  • 外気の密度をpa(kg/m3)、煙突内ガスの密度をpb(kg/m3)、煙突の高さをH(m)、重力加速度をg(m/S2)とすれば、煙突の理論通風力Z(pa)は、Z=(pa-pb)gHで求められる。
  • 人工通風は、自然通風に比べ、ボイラーなどの通風抵抗を大きくとることができ、管群での燃焼ガス速度を上げ、伝熱特性を向上させることができる。
  • 押込通風は、ファンを用いて燃焼用空気を大気圧より高い圧力として炉内に押し込むもので、一般に常温の空気を取り扱い、他の通風方式に比べ所要動力が小さい。
  • 誘引通風は、煙道又は煙突入口に設けたフアンによって燃焼ガスを吸い出し煙突に放出するもので、ガス中の腐食性物質によってフアンが損傷しやすい。
  • 平衡通風は、押込通風と誘引通風を併用した方式で、炉内の気密が困難なだ石炭焚きボイラーなどに用いられる。
平成30年後期-B-問8の情報

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カテゴリ燃料及び燃焼に関する知識
出題分野通風・ファンの知識
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