平成30年前期-A-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達するとゼロになる。

2:過熱蒸気は、飽和蒸気を更に加熱し蒸気温度が飽和温度より高くなったもので、過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。

3:換算蒸発量とは、常用圧力におけるボイラーの実際の蒸発量を最高使用圧力のときの蒸発量に換算したものである。

4:固体壁の両側に流体があり、その間に温度差があれば、熱は高温流体から壁を通して低温流体に伝えられ、これを熱通過又は熱貫流という。

5:熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。

答:3

覚えよう!

  • 飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達するとゼロになる。
  • 過熱蒸気は、飽和蒸気を更に加熱し蒸気温度が飽和温度より高くなったもので、過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
  • 換算蒸発量とは、標準大気圧のもとで100℃の飽和水を100℃の乾き飽和蒸気に蒸発させることを基準の蒸発とし、実際の蒸発量を基準蒸発のときの量に換算したものをいう。
  • 固体壁の両側に流体があり、その間に温度差があれば、熱は高温流体から壁を通して低温流体に伝えられ、これを熱通過又は熱貫流という。
  • 熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。
平成30年前期-A-問1の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野熱・蒸気の知識
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