平成28年前期-A-問4

水管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:伝熱面積当たりの保有水量が小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。

2:一般に水冷壁構造であり、水冷壁管は、火炎からの強い放射熱を有効に吸収し、高い蒸発率を示す放射伝熱面となるとともに、炉壁を保護する。

3:自然循環式の大容量のボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器を設けたものがある。

4:過熱器やエコノマイザを自由に配置できるほか、伝熱面積を大きくとることができ、一般にボイラー効率が高い。

5:高温高圧のボイラーでは、全吸収熱量のうち、本体伝熱面の吸収熱量の割合が大きいので、伝熱面積の小さい過熱器が設けられる。

答:5

覚えよう!

  • 水管ボイラーは、伝熱面積当たりの保有水量が小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。
  • 水管ボイラーは一般に水冷壁構造であり、水冷壁管は、火炎からの強い放射熱を有効に吸収し、高い蒸発率を示す放射伝熱面となるとともに、炉壁を保護する。
  • 自然循環式の大容量のボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器を設けたものがある。
  • 水管ボイラーは、過熱器やエコノマイザを自由に配置できるほか、伝熱面積を大きくとることができ、一般にボイラー効率が高い。
  • 高温高圧の水管ボイラーでは、本体伝熱面の吸収熱量の割合が小さくなり、伝熱面積の大きい過熱器が設けられる。
平成28年前期-A-問4の情報

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カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野水管ボイラーの知識
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