平成28年前期-A-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:気体の比熱には、圧力一定で温度1℃上げる場合の定圧比熱と、体積一定で温度1℃上げる場合の定容比熱とがあり、定圧比熱は定容比熱より小さい。

2:固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて大きい。

3:過熱蒸気は、飽和蒸気を更に加熱し蒸気温度が飽和温度より高くなったもので、過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。

4:物体の圧力をP(PA)、比体積をv(m3/kg)、内部エネルギーをu(J/kg)とすると、物体の比エンタルピh(J/kg)は、h=u+Pvで表される。

5:水の飽和温度は、標準大気圧のとき100℃で、圧力が高くなるほど高くなる。

答:1

覚えよう!

  • 気体の比熱には、圧力一定で温度1℃上げる場合の定圧比熱と、体積一定で温度1℃上げる場合の定容比熱(定積比熱)とがあり、定圧比熱は定容比熱より大きい。
  • 固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて大きい。
  • 過熱蒸気は、飽和蒸気を更に加熱し蒸気温度が飽和温度より高くなったもので、過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
  • 物体の圧力をP(PA)、比体積をv(m3/kg)、内部エネルギーをu(J/kg)とすると、物体の比エンタルピh(J/kg)は、h=u+Pvで表される。
  • 水の飽和温度は、標準大気圧のとき100℃で、圧力が高くなるほど高くなる。
平成28年前期-A-問1の情報

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カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野熱・蒸気の知識
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