平成26年後期-A-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達すると0になる。

2:圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して、圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は16.7%である。

3:放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の4乗と低温物体の絶対温度の4乗との差に比例する。

4:放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギの一部を電磁波の形で放出し、それが他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

5:熱と仕事はともにエネルギの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。

答:2

覚えよう!

  • 飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達すると0になる。
  • 圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して、圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は16.7%である。※210℃-180℃=30K
  • 放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の4乗と低温物体の絶対温度の4乗との差に比例する。
  • 放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギの一部を電磁波の形で放出し、それが他の物体面に当たり吸収される熱移動である。
  • 熱と仕事はともにエネルギの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。※1kWh=1kJ/s×3600(秒)=3600kJ=3.6MJ
平成26年後期-A-問1の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野熱・蒸気の知識
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