平成24年後期-A-問6

水管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:伝熱面積当たりの保有水量が小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。

2:パネル式水冷壁は、水管をひれなどを介して溶接により板状にまとめた構造で、完全な気密が得られるので、燃焼ガスをシールするケーシングや耐火材が不要となる。

3:自然循環式の中低圧ボイラーには、蒸気ドラムと水ドラム各1個の2胴形のものや、蒸気ドラム1個と水ドラム2個の3胴形のものがある。

4:自然循環式の大容量ボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器が設けられるものがある。

5:高温高圧ボイラーでは、全吸収熱量のうち、高温ガスとの接触によって熱を受ける蒸発部水管群で吸収される熱量の割合が大きい。

答:5

覚えよう!

  • 水管ボイラーは、伝熱面積当たりの保有水量が小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。
  • パネル式水冷壁は、水管をひれなどを介して溶接により板状にまとめた構造で、完全な気密が得られるので、燃焼ガスをシールするケーシングや耐火材が不要となる。
  • 自然循環式の中低圧ボイラーには、蒸気ドラムと水ドラム各1個の2胴形のものや、蒸気ドラム1個と水ドラム2個の3胴形のものがある。
  • 自然循環式の大容量ボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器が設けられるものがある。
  • 高温高圧ボイラーでは、全吸収熱量のうち、高温ガスとの接触によって熱を受ける蒸発部水管群で吸収される熱量の割合が小さい。
平成24年後期-A-問6の情報

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カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野水管ボイラーの知識
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