平成23年後期-A-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち正しいものはどれか。

1:圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して、圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は16.7%である。

2:圧力が0.1MPaのときより、0.2MPaのときのほうが水の単位質量あたりの蒸発熱は大きい。

3:換算蒸発量とは、常用圧力におけるボイラーの実際の蒸発量を最高使用圧力のときの蒸発量に換算したものである。

4:熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量3.6MJは電気的仕事量1kWhに相当する。

5:熱を仕事に変えることは何らの制限なく容易に行えるが、その逆の仕事を熱に変えることには制限があって容易ではない。

答:4

覚えよう!

  • 圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して、圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は30Kである。※210℃-180℃=30K
  • 水の蒸発熱は、圧力が高くなるに従って小さくなる。
  • 換算蒸発量とは、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を基準状態の熱量に換算して求めたものである。
  • 熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量3.6MJは電気的仕事量1kWhに相当する。
  • 仕事を熱に変えることは何らの制限なく容易に行えるが、その逆に熱を仕事に変えることには制限があって容易ではない。
平成23年後期-A-問1の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野熱・蒸気の知識
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