令和4年後期-問17

ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、外部と確実に遮断する。

2:乾燥保存法では、活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。

3:満水保存法は、休止期間がおおむね3か月以内の場合に採用されるが、凍結するおそれがある場合には採用できない。

4:短期満水保存法では、ボイラーの停止後にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の下限に保持する。

5:長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、エコノマイザや再熱器に対しても防食上有効である。

答:4

覚えよう!

  • 乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、外部と確実に遮断する。
  • 乾燥保存法では、活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。
  • 満水保存法は、休止期間がおおむね3か月以内の場合に採用されるが、凍結するおそれがある場合には採用できない。
  • 短期満水保存法では、ボイラーの停止前にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保持する。
  • 長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、エコノマイザや再熱器に対しても防食上有効である。
令和4年後期-問17の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野ボイラーの保存法
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回40.0%前回~5回前40.0%
過去10回30.0%6回前~10回前20.0%
過去15回33.3%11回前~15回前40.0%
過去20回30.0%16回前~20回前20.0%
過去25回36.0%21回前~25回前60.0%
とことん類似問題!

令和4年後期-問17

令和3年後期-問17 ボイラー休止中の保存法に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
平成30年後期-A-問17 ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成29年後期-A-問17 ボイラー休止中の満水保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成28年前期-A-問17 ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成25年後期-A-問16 ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成25年前期-A-問17 ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成24年後期-A-問19 ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成23年前期-A-問16 ボイラーの保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年後期-A-問19 ボイラーの保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年前期-A-問15 ボイラーの保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。