次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、熱の移動について正しいものはどれか。
イ.固体壁の表面とそれに接して流れる流体との間の伝熱作用を対流熱伝達という。
ロ.常温、常圧において、鉄鋼、空気、グラスウールのなかで、熱伝導率の値が一番小さいのはグラスールである。
ハ.熱伝達による単位時間当たりの伝熱量は、伝熱面積、熱伝達率に正比例し、温度差に反比例する。
ニ.冷凍装置の熱交換器の伝熱計算には、誤差が数%程度でよい場合、算術平均温度差が使われることが多い。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:イ、ニ
4:ロ、ハ
5:ハ、ニ
答:3
イ.正しい。固体壁の表面とそれに接して流れる流体との間の伝熱作用を対流熱伝達という。
ロ.誤り。常温、常圧において、鉄鋼、空気、グラスウールのなかで、熱伝導率の値が一番小さいのは空気である。
ハ.誤り。熱伝達による単位時間当たりの伝熱量は、伝熱面積、熱伝達率、温度差に正比例する。
※伝熱量(Φ)=熱伝達率(α)×温度差(Δt)×伝熱面積(A)
ニ.正しい。冷凍装置の熱交換器の伝熱計算には、誤差が数%程度でよい場合、算術平均温度差が使われることが多い。
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