平成21年度第2回-問26

次の記述のうち、ベーパーロック現象について適切に説明しているものはどれか。

1:長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱して、その熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することにより、ブレーキが正常に作用しなくなり効きが低下することをいい、これを防ぐには、なるべくエンジン・ブレーキを使用し、フット・ブレーキのみの使用を避ける。

2:長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱することにより、ドラムとライニングの間の摩擦力が減り、ブレーキの効きが低下することをいい、これを防ぐには、なるべくエンジン・ブレーキを使用し、フット・ブレーキのみの使用を避ける。

3:タイヤの空気圧不足で高速走行した場合に、タイヤが波を打つような現象が起こり、バースト(破裂)しやすくなることをいい、これを防ぐには、タイヤの空気圧を標準よりやや高めにする。

4:路面が水でおおわれているときに高速で走行すると、タイヤの排水作用が悪くなり、水上を滑走する状態になって、操縦不能になることをいい、これを防ぐには、あらかじめスピードを抑えて走行する。

答:1

覚えよう!

1:ベーパーロック現象とは、長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱して、その熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することにより、ブレーキが正常に作用しなくなり効きが低下することをいい、これを防ぐには、なるべくエンジン・ブレーキを使用し、フット・ブレーキのみの使用を避ける。

2:フェード現象とは、長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱することにより、ドラムとライニングの間の摩擦力が減り、ブレーキの効きが低下することをいい、これを防ぐには、なるべくエンジン・ブレーキを使用し、フット・ブレーキのみの使用を避ける。

3:スタンディングウェーブ現象とは、タイヤの空気圧不足で高速走行した場合に、タイヤが波を打つような現象が起こり、バースト(破裂)しやすくなることをいい、これを防ぐには、タイヤの空気圧を標準よりやや高めにする。

4:ハイドロプレーニング現象とは、路面が水でおおわれているときに高速で走行すると、タイヤの排水作用が悪くなり、水上を滑走する状態になって、操縦不能になることをいい、これを防ぐには、あらかじめスピードを抑えて走行する。

平成21年度第2回-問26の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ実務上の知識及び能力
出題分野自動車の運転に関する知識
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平成21年度第2回-問26

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