次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。
- 圧縮機と電動機が直結されて、1つのケーシングの中に収められて、一体構造をしたものを密閉圧縮機という。とくに、ケーシングを溶接密閉した全密閉圧縮機は、アンモニア冷凍装置に多く使用される。
- 多気筒往復圧縮機の容量制御装置は、スライド弁を用いることで、ある程度連続的な容量制御を行うことが可能であるが、低負荷条件で長く運転する場合は、吐出しガス温度が上昇することがある。
- 往復圧縮機では、クランク軸端に付けたギアポンプで、クランクケースの油溜めから冷凍機油を汲み上げ加圧して、圧縮機各部の摺動部に給油を行うものがあり、この給油方式を強制給油式と呼ぶ。
- フルオロカーボン冷凍装置の運転で、液戻りが著しく多くなると、冷凍機油に冷媒液が多量に溶け込み、冷凍機油の粘度を低下させる。また、フルオロカーボン冷媒用の往復圧縮機を、油温が低い状態から起動すると、オイルフォーミングが発生することがある。いずれの場合も、圧縮機が潤滑不良となる場合がある。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:イ、ニ
4:ロ、ハ
5:ハ、ニ
★みんなの正解率65.8%
答:5
覚えよう!
- 圧縮機と電動機が直結されて、1つのケーシングの中に収められて、一体構造をしたものを密閉圧縮機という。アンモニア冷媒の圧縮機では、冷媒が電動機の銅巻線を侵食するので、開放型が主に使用される。近年は、電動機の巻線にアンモニア環境下で使用できる材質を用いて、圧縮機と電動機を直結した半密閉圧縮機も使用されるようになってきている。
- スクリュー往復圧縮機の容量制御装置は、スライド弁を用いることで、ある程度連続的な容量制御を行うことが可能であるが、低負荷条件で長く運転する場合は、吐出しガス温度が上昇することがある。
- 往復圧縮機では、クランク軸端に付けたギアポンプで、クランクケースの油溜めから冷凍機油を汲み上げ加圧して、圧縮機各部の摺動部に給油を行うものがあり、この給油方式を強制給油式と呼ぶ。
- フルオロカーボン冷凍装置の運転で、液戻りが著しく多くなると、冷凍機油に冷媒液が多量に溶け込み、冷凍機油の粘度を低下させる。また、フルオロカーボン冷媒用の往復圧縮機を、油温が低い状態から起動すると、オイルフォーミングが発生することがある。いずれの場合も、圧縮機が潤滑不良となる場合がある。