メタノールと2-プロパノールの性状について、誤っているものはどれか。
1:蒸気比重は、2-プロパノールのほうが大きい。
2:沸点は、2-プロパノールのほうが高い。
3:燃焼範囲は、メタノールの方が広い。
4:燃焼範囲の下限界は、メタノールの方が低い。
5:火災時には、ともに水溶性液体用泡消火剤が有効である。
答:4
覚えよう!
- 蒸気比重は、メタノール(1.1)より、2-プロパノール(2.1)のほうが大きい。
- 沸点は、メタノール(64℃)より、2-プロパノール(82℃)のほうが高い。
- 燃焼範囲は、2-プロパノール(2.0~12vol%)より、メタノール(6.0~36vol%)の方が広い。
- 燃焼範囲の下限界は、2-プロパノール(2.0~12vol%)より、メタノール(6.0~36vol%)の方が高い。
- 火災時には、ともに水溶性液体用泡消火剤が有効である。