製造所等における保安検査について、正しいものはどれか。
1:容量が10,000キロL以上の屋外タンク貯蔵所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として5年を経過する日までの前後1年の間、定期保安検査を行わなければならない。
2:配管の延長が15kmを超える移送取扱所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として1年を経過する日までの前後1ヶ月の間、定期保安検査を行わなければならない。
3:配管の最大常用圧力が0.95MPa以上で、かつ配管の延長が2km以上15km以下である移送取扱所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として1年を経過する日までの前後1ヶ月の間、定期保安検査を行わなければならない。
4:臨時保安検査の対象となる施設は、容量が1,000キロL以上の屋内タンク貯蔵所である。
5:臨時保安検査の検査事項は、構造及び設備に関する事項である。
答:2
1:誤り。容量が10,000キロL以上の屋外タンク貯蔵所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として8年を経過する日までの前後1年の間、定期保安検査を行わなければならない。
2:正しい。配管の延長が15kmを超える移送取扱所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として1年を経過する日までの前後1ヶ月の間、定期保安検査を行わなければならない。
3:誤り。配管の最大常用圧力が0.95MPa以上で、かつ配管の延長が7km以上15km以下である移送取扱所は、完成検査を受けた日または前回の保安検査を受けた日の翌日から原則として1年を経過する日までの前後1ヶ月の間、定期保安検査を行わなければならない。
4:誤り。臨時保安検査の対象となる施設は、容量が1,000キロL以上の屋外タンク貯蔵所である。
5:誤り。臨時保安検査の検査事項は、タンクの底部の板の厚さに関する事項及びタンク底部の溶接部に関する事項である。