感電及びその防止に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1:人体に電流が流れ、苦痛その他の影響を受けることを感電といい、感電により心室細動の発生や電気によるやけどなどの災害が引き起こされる。
2:感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
3:感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、50ミリアンペアの電流が1秒間人体を流れると、心室細動を起こすおそれがあるとされている。
4:人体は身体内部の電気抵抗が皮膚の電気抵抗よりも大きいため、電気によるやけどの影響は皮膚深部には及ばないが、皮膚表面は極めて大きな傷害を受ける。
5:移動式クレーンのジブが電路に接触した場合であっても、運転席に乗っている運転士は、運転席から離れない限り身体には電気が流れないので感電しないが、ジブが電路に接触した状態で移動式クレーンを離れようとして身体が機体と地面に同時に接すると、感電するおそれがある。
答:4
覚えよう!
- 人体に電流が流れ、苦痛その他の影響を受けることを感電といい、感電により心室細動の発生や電気によるやけどなどの災害が引き起こされる。
- 感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
- 感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、50ミリアンペアの電流が1秒間人体を流れると、心室細動を起こすおそれがあるとされている。
- 身体内部の電気抵抗は一般的に500Ω程度だが、皮膚の抵抗は乾湿状態などにより大きく変動する。電気によるやけどは外部からの熱源によるやけどと同様に人体細胞を破壊させるほか、皮膚の深くまで及ぶことがあるので危険である。
- 移動式クレーンのジブが電路に接触した場合であっても、運転席に乗っている運転士は、運転席から離れない限り身体には電気が流れないので感電しないが、ジブが電路に接触した状態で移動式クレーンを離れようとして身体が機体と地面に同時に接すると、感電するおそれがある。