隆義さんは、将来受け取る年金について理解を深めておきたいと思い、FPの草薙さんに質問をした。老齢年金に関する草薙さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。
1:「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合わせた期間が25年以上あることが必要です。」
2:「65歳からの老齢厚生年金を受給するためには、老齢厚生年金の受給資格期間を満たし、かつ、厚生年金保険の加入期間が5年以上なければなりません。」
3:「老齢基礎年金は繰り上げて受給することができ、繰上げ受給する際の減額率は、繰上げ月数1月当たり0.7%とされています。」
答:1
1:適切。老齢基礎年金を受給するためには、原則として、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合わせた期間が25年以上あることが必要である。
2:不適切。65歳からの老齢厚生年金を受給するためには、老齢厚生年金の受給資格期間を満たし、かつ、厚生年金保険の加入期間が1カ月以上なければならない。
65歳前に支給される特別支給の老齢厚生年金を受給するためには、老齢厚生年金の受給資格期間を満たし、かつ、厚生年金保険の加入期間が1年以上なければならない。
3:不適切。老齢基礎年金は繰り上げて受給することができ、繰上げ受給する際の減額率は、繰上げ月数1月当たり0.5%とされている。
老齢基礎年金を繰り下げて受給する際の増額率は0.7%である。
- Back: 2013年5月-実技-第7問(問18)
- Next: 2013年5月-実技-第7問(問20)