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実技(資産設計)-問11~問20
2015年1月-実技-第4問(問11)
会社員の杉田直樹さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は杉田直樹さんである)のうち、保険金の支払い対象となるケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。
1:地震により倒れてきた柱時計の下敷きになりケガをして、入院した。
2:35度を超える真夏の炎天下でテニスをしていて日射病にかかり、入院した。
3:通勤時に駅の階段で足を踏み外して捻挫し、通院した。
2015年1月-実技-第5問(問12)
牧村正樹さん(38歳・会社員)は妻のみどりさん(36歳・パートタイマー)と2人で暮らしている。牧村さん夫婦の平成26年分の所得等が下記<資料>のとおりである場合、所得税に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
・みどりさんの平成26年分の給与所得の金額は、( ア )である。・正樹さんの平成26年分の人的控除に係る所得控除額は、基礎控除38万円と( イ )を合計した額である。
1:(ア)55万円 (イ)配偶者控除38万円と配偶者特別控除21万円
2:(ア)55万円 (イ)配偶者特別控除21万円
3:(ア)65万円 (イ)配偶者特別控除11万円
2015年1月-実技-第6問(問13)
平成27年1月10日に相続が開始された藤原啓介さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
1:美里 2/3 多恵子1/3
2:美里 2/3 多恵子 1/6 祐樹 1/6
3:美里 3/4 多恵子 1/4
2015年1月-実技-第7問(問14)
FPの相原さんは、和田家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
1:620(万円)
2:670(万円)
3:970(万円)
2015年1月-実技-第7問(問15)
浩一さんは、平成27年中にマンションを購入して、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、FPの相原さんに住宅ローン控除について質問をした。相原さんの浩一さんに対する所得税における住宅ローン控除に関する次の説明のうち、最も適切なものはどれか。なお、購入するマンションは、認定長期優良住宅等には該当しないものとする。
1:「給与所得者の場合、住宅ローン控除の適用を受ける最初の年は確定申告をしなければなりませんが、翌年以降は年末調整により住宅ローン控除の適用を受けることができます。」
2:「給与所得者の合計所得金額が3,000万円を超えると、その年以降、合計所得金額が3,000万円以下になったとしても、住宅ローン控除の適用を受けることができなくなります。」
3:「住宅ローン控除の適用を受けるためには、借入金の償還期間は5年以上でなければなりません。」
2015年1月-実技-第7問(問16)
浩一さんは、マンション購入に備えて、財形住宅貯蓄(貯蓄型)を利用している。財形住宅貯蓄(貯蓄型)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1:勤労者財産形成促進法上の勤労者で、契約申込み時の年齢が55歳未満であれば、利用することができる。
2:住宅取得のみならず、一定の要件を満たせば、住宅の増改築でも払出しをすることができる。
3:財形年金貯蓄と合わせて元利合計385万円までの利子が非課税となる。
2015年1月-実技-第7問(問17)
浩一さんと敦美さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長女の美咲さんの教育資金として250万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、250万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては百円未満を四捨五入すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
1:123,800円
2:144,600円
3:194,600円
2015年1月-実技-第7問(問18)
浩一さんは、日本の公的年金制度の仕組みについて理解を深めておきたいと思い、FPの相原さんに質問をした。次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、厚生年金保険を「厚生年金」とする。
日本の公的年金は2階建ての構造になっている。1階部分は「国民年金」であり、日本国内に住所を有する( ア )の人は加入が義務付けられている。老齢基礎年金の受給額は国民年金保険料を納付した月数によって決まり、480月(40年間)納付すると満額の老齢基礎年金を受給することができる。会社員や公務員は国民年金の第2号被保険者とされ、第2号被保険者の被扶養配偶者(主として第2号被保険者の収入により生計を維持する者)は国民年金の( イ )とされる。
2階部分は「厚生年金」と「共済年金」であり、老齢厚生年金の受給額は厚生年金の加入期間とその間の賃金に応じて決まる。このほか、企業によっては、従業員に対して独自の年金を支給する「企業年金」を設けているところもある。
1:(ア)20歳以上60歳未満 (イ)第1号被保険者
2:(ア)20歳以上60歳未満 (イ)第3号被保険者
3:(ア)20歳以上65歳未満 (イ)第3号被保険者
2015年1月-実技-第7問(問19)
敦美さんは、浩一さんが万一死亡した場合、自分と子どもが生活していけるかどうか不安になり、FPの相原さんに相談をした。仮に、浩一さんが現時点(33歳)で死亡した場合、浩一さんの死亡時点において妻の敦美さんに支給される公的年金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、浩一さんは、入社時(22歳で入社)から死亡時まで厚生年金保険に加入しているものとする。また、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。
1:遺族厚生年金が支給され、さらに中高齢寡婦加算額が加算される。
2:遺族厚生年金と寡婦年金が支給される。
3:遺族厚生年金と遺族基礎年金が支給される。
2015年1月-実技-第7問(問20)
浩一さんの父の晴彦さんは、平成27年3月末に勤務先を定年退職する予定であり、定年退職後は任意継続被保険者として健康保険の被保険者の資格を継続したいと考えている。全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の任意継続被保険者に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
資格喪失日の前日まで( ア )以上被保険者であった人は、資格喪失日から起算して( イ )以内に申出をすることにより、退職後も引き続き( ウ )、健康保険の被保険者の資格を継続することができる。これを任意継続被保険者といい、保険料は全額自己負担とされ、原則として傷病手当金や出産手当金を受けることはできない。
1:(ア)継続して2ヵ月 (イ)20日 (ウ)2年間
2:(ア)継続して2ヵ月 (イ)14日 (ウ)3年間
3:(ア)通算して6ヵ月 (イ)14日 (ウ)2年間
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