令和5年前期-問39

クレーンに使用される鉄鋼材料(以下、本問において「材料」という。)の強さ、応力、変形などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

1:材料に荷重が作用し変形するとき、荷重が作用する前の元の量(原形)に対する変形量の割合をひずみという。

2:引張試験において、材料の試験片を材料試験機に取り付けて静かに引張荷重をかけると、加えられた荷重に応じて試験片に変形が生じるが、荷重の大きさが「荷重-伸び線図」における比例限度以内であれば、荷重を取り除くと、試験片は荷重が作用する前の形状に戻る。

3:引張試験で、材料が破断するまでにかけられる最大の荷重を、荷重をかける前の材料の断面積で除した値を引張強さという。

4:材料に荷重をかけると、材料の内部にはその荷重に抵抗し、つり合いを保とうとする内力が生じる。

5:引張応力は、材料に作用する引張荷重を材料の表面積で除して求められる。

答:5

覚えよう!

  • 材料に荷重が作用し変形するとき、荷重が作用する前の元の量(原形)に対する変形量の割合をひずみという。
  • 引張試験において、材料の試験片を材料試験機に取り付けて静かに引張荷重をかけると、加えられた荷重に応じて試験片に変形が生じるが、荷重の大きさが「荷重-伸び線図」における比例限度以内であれば、荷重を取り除くと、試験片は荷重が作用する前の形状に戻る。
  • 引張試験で、材料が破断するまでにかけられる最大の荷重を、荷重をかける前の材料の断面積で除した値を引張強さという。
  • 材料に荷重をかけると、材料の内部にはその荷重に抵抗し、つり合いを保とうとする内力が生じる。
  • 引張応力は、材料に作用する引張荷重を材料の断面積で除して求められる。
令和5年前期-問39の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリクレーンの運転のために必要な力学に関する知識
出題分野鋼材の強さ・応力・変形等
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回60.0%前回~5回前60.0%
過去10回40.0%6回前~10回前20.0%
過去15回26.7%11回前~15回前0.0%
過去20回45.0%16回前~20回前100.0%
過去25回52.0%21回前~25回前80.0%
過去30回53.3%26回前~30回前60.0%
過去35回57.1%31回前~35回前80.0%
とことん類似問題!

令和5年前期-問39

令和4年前期-問37 クレーンに使用される鉄鋼材料(以下、本問において「材料」という。)の強さ、応力、変形などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
令和3年後期-問36 軟鋼の材料の強さ、応力、変形などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
令和2年後期-問36 軟鋼の材料の強さ、応力、変形などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
平成27年後期-問33 軟鋼の材料の強さ、応力などに関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成27年前期-問34 軟鋼の材料の強さ、応力などに関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成26年後期-問36 軟鋼の材料の強さ、応力などに関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成26年前期-問33 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成25年後期-問35 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成25年前期-問37 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成24年後期-問34 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成24年前期-問37 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成23年後期-問39 材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年後期-問37 材料(軟鋼)の強さに関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年前期-問38 材料(軟鋼)又はワイヤロープの強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成20年後期-問38 材料(軟鋼)の強さに関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成20年前期-問38 材料(軟鋼)やつり具の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成19年後期-問35 図のように矢印の方向に力Fが作用した場合、丸鋼又はボルトの断面に生じる主な応力として、正しいものは1~5のうちどれか。
平成19年前期-問36 材料の強さ、変形に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成18年前期-問36 材料の強さ、変形に関し、次のうち誤っているものはどれか。