令和3年後期-問2

クレーンの構造部分に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

1:Iビームガーダは、I形鋼を用いたクレーンガーダで、単独では水平力を支えることができないので、必ず補桁を設ける。

2:ジブクレーンのジブは、荷をより多くつれるように、自重をできるだけ軽くするとともに、剛性を持たせる必要があるため、パイプトラス構造やボックス構造のものが用いられる。

3:プレートガーダは、細長い部材を三角形に組んだ骨組構造で、強度が大きい。

4:橋形クレーンの脚部には、剛脚と揺脚があり、剛脚はクレーンガーダに作用する水平力に耐える構造とするため、クレーンガーダとピンヒンジで接合されている。

5:ボックスガーダは、鋼板を箱形状の断面に構成したものであるが、その断面形状では水平力を十分に支えることができないため、補桁と組み合わせて用いられる。

答:2

覚えよう!

  • Iビームガーダは、I形鋼を用いたクレーンガーダで、補桁を設けないこともある。
  • ジブクレーンのジブは、荷をより多くつれるように、自重をできるだけ軽くするとともに、剛性を持たせる必要があるため、パイプトラス構造やボックス構造のものが用いられる。
  • プレートガーダは、鋼板をI形状に組み立てた構造で、この断面のみである程度の水平力を支えることができるため、補助桁なしで用いられることもある。トラスガーダは、三角形に組んだ部材を単位とする骨組構造で、補助桁と組み合わせて用いられる。
  • 橋形クレーンの脚部には、剛脚と揺脚があり、剛脚はクレーンガーダに作用する水平力に耐える構造とするため、クレーンガーダと剛接合されている
  • ボックスガーダは鋼板を箱形状に組み合わせた構造で、その断面のみで水平力を支える事ができるため補助桁は不要である。
令和3年後期-問2の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリクレーン及びデリックに関する知識
出題分野クレーンの構造部分
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