ワイヤロープ及びつり具に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1:ワイヤロープの心綱は、ストランドの中心にある素線のことで、良質の炭素鋼を線引きして作られる。
2:「ラングより」のワイヤロープは、ロープのよりの方向とストランドのよりの方向が同じである。
3:ストランド6よりのワイヤロープの径の測定は、ワイヤロープの同一断面の外接円の直径を3方向から測定し、その平均値を算出する。
4:「Zより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、右上から左下へストランドがよられている。
5:リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、不意の停電に対してつり荷の落下を防ぐため、停電保護装置を備えたものがある。
答:1
覚えよう!
- 心綱は、ワイヤロープの中心にあるもので、ロープ心と繊維心とがある。
- 「ラングより」のワイヤロープは、ロープのよりの方向とストランドのよりの方向が同じである。
- ストランド6よりのワイヤロープの径の測定は、ワイヤロープの同一断面の外接円の直径を3方向から測定し、その平均値を算出する。
- 「Zより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、右上から左下へストランドがよられている。
- リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、不意の停電に対してつり荷の落下を防ぐため、停電保護装置を備えたものがある。