物体に働く摩擦力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:他の物体に接触して静止している物体に、接触面に沿う方向の力が作用するとき、接触面に働く摩擦力を静止摩擦力という。
2:物体に働く運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい。
3:運動摩擦力の大きさは、物体の接触面に作用する垂直力の大きさと接触面積の大きさに比例する。
4:最大静止摩擦力の大きさは、物体の質量や接触面の状態に関係がある。
5:円柱状の物体を動かす場合、転がり摩擦力は滑り摩擦力に比べると小さい。
答:3
覚えよう!
- 他の物体に接触して静止している物体に、接触面に沿う方向の力が作用するとき、接触面に働く摩擦力を静止摩擦力という。
- 物体に働く運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい。
- 摩擦力の大きさは、物体の接触面に作用する垂直力の大きさには比例するが、接触面積の大きさには関係しない。
- 最大静止摩擦力の大きさは、物体の質量や接触面の状態に関係がある。
- 円柱状の物体を動かす場合、転がり摩擦力は滑り摩擦力に比べると小さい。