相談援助者の職業倫理について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:クライエントから相談を受けていることを話して、近隣住民にその生活の様子を尋ねた。
2:クライエントの職業に個人的興味があったので、クライエントに詳しく聴いた。
3:個人情報の扱いについてクライエントに説明し了解を得た上で、サービス提供者にクライエントの情報を提供した。
4:事例検討会での検討内容を自分の家族に話した。
5:退職後、知人からクライエントに関して質問されたが話さなかった。
答:3・5
1:誤り。クライエントから相談を受けていることを近隣住民に話してしまうことは不適切である。
2:誤り。個人的な興味で、不必要な項目について質問することは適切とはいえない。
3:正しい。個人情報の扱いについてクライエントに説明し了解を得た上で、サービス提供者にクライエントの情報を提供することは適切な対応である。
4:誤り。家族であっても、事例検討会での検討内容話してしまうことは不適切である。
5:正しい。退職後であっても、クライエントの秘密を漏らしてはならないので、適切な対応である。