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H20-問題25

認知症で人工透析を受けているAさん(85歳、女性)は、長男夫婦と同居し、訪問介護や通所介護を利用しながら、長男の病弱な妻の介護により日常生活を維持してきた。認知症の症状がさらに悪化し、日々の介護や定期的な通院が困難になったため、長男から施設入所の相談が介護支援専門員にあった。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1:人工透析患者を受け入れる介護保険施設に空きがなかったことを長男夫婦に報告し、当面は静観することとした。

2:人工透析患者を受け入れる介護保険施設がなかったため、そのまま在宅生活が継続できるかどうかについて、地域包括支援センターに助言を求めた。

3:主治医に相談せずに、知り合いの人工透析患者を入院させてくれる病院を紹介した。

4:長男夫婦を含めたサービス担当者会議を開催し、今後の方針を検討した。

5:人工透析患者を受け入れる介護保険施設がなかったため、長男の妻の介護負担を軽減するための当面の方法について、居宅介護支援事業所内で検討した。

答:2・4・5

1:誤り。人工透析患者を受け入れる介護保険施設に空きがなかったからといって、当面は静観することとするのは適切とはいえない。

2:正しい。人工透析患者を受け入れる介護保険施設がない場合に、そのまま在宅生活が継続できるかどうかについて、地域包括支援センターに助言を求めることは適切な対応である。

3:誤り。主治医に相談せずに、知り合いの人工透析患者を入院させてくれる病院を紹介することは適切とはいえない。

4:正しい。日々の介護や定期的な通院が困難になってきた場合に、長男夫婦を含めたサービス担当者会議を開催し、今後の方針を検討することは適切な対応である。

5:正しい。人工透析患者を受け入れる介護保険施設がない場合に、長男の妻の介護負担を軽減するための当面の方法について、居宅介護支援事業所内で検討することは適切な対応である。

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