次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
1:脱水は、摂食不良や下痢、発熱のほか、高血糖や消化管出血でも起こる。
2:廃用症候群の予防のためには、疾患の状況にかかわらず、利き手の運動を増強することが必要である。
3:トイレまでの歩行に介助が必要な高齢者の場合には、夜間はべッド上で臥位のまま排便できるように下剤を使用する。
4:経管栄養法を導入した場合には、経口から食事を摂取してはならない。
5:高齢者のてんかんの原因としては、脳血管障害が多い。
答:1・5
1:正しい。脱水は、摂食不良や下痢、発熱のほか、高血糖や消化管出血でも起こる。
2:誤り。廃用症候群の予防のためには、疾患の状況に応じたリハビリテーションが必要である。
3:誤り。トイレまでの歩行に介助が必要な高齢者の場合には、夜間はべッド横にポータブルトイレを設置するとよい。
4:誤り。経管栄養法を導入した場合でも、誤嚥などに注意して、できるだけ経口から食事を摂取したほうがよい。
5:正しい。高齢者のてんかんの原因としては、脳血管障害が多い。