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H19-問題30

高齢者の終末期に関することとして、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1:臨死期においては、本人を安心させるため、本人への声かけを促すなど家族に対する働きかけが重要となる。

2:高齢者の状態が悪化した場合、医療を受けるかどうかの判断は、本人の意思よりも、残される家族の意思が優先されるべきである。

3:死の看取りに関する考え方として、苦しみの軽減・除去を最優先し、その結果、死期を早める場合があるのはやむを得ない。

4:死の直前の呼吸の状態は、通常まず下顎呼吸が起こり、その後、ゆっくりとした深い呼吸となり、最終的には呼吸停止が起こるという経過をたどる。

5:在宅ホスピスケアでは、苦痛の緩和、患者と家族に安心を与えること、日常生活、自然な経過などを重視した医療を行う。

答:1・4・5

1:正しい。臨死期においては、本人を安心させるため、本人への声かけを促すなど家族に対する働きかけが重要となる。

2:誤り。高齢者の状態が悪化した場合、医療を受けるかどうかの判断は、家族の意思よりも、本人の意思が優先されるべきである。

3:誤り。死の看取りに関する考え方として、苦しみの軽減・除去を優先することがあるが、その結果として死期を早めることは適切とはいえない。

4:正しい。死の直前の呼吸の状態は、通常まず下顎呼吸が起こり、その後、ゆっくりとした深い呼吸となり、最終的には呼吸停止が起こるという経過をたどる。

5:正しい。在宅ホスピスケアでは、苦痛の緩和、患者と家族に安心を与えること、日常生活、自然な経過などを重視した医療を行う。

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