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H17-問題23

Aさん(75歳)はひとり暮らしである。要介護1であり、最近、認知症の症状が出てきた。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1:火の始末が心配なので、Aさんが自分で行っている調理等の火を扱う家事はすべて訪問介護のみで行う居宅サービス計画を作成した。

2:金銭の管理が困難となってきたので、通帳等を預かって管理した。

3:不当な訪問販売や住宅のリフォームによる被害が生じないか不安であるとAさんから訴えられたので、成年後見精度の活用を市役所に相談した。

4:散歩すると帰れなくなることがあるため、地域のボランティアによる外出の支援を居宅サービス計画に位置づけた。

5:介護支援専門員の判断により、認知症であることを近所に伝え、見守りを依頼した。

答:3・4

1:誤り。家事を訪問介護のみで行うことは認知症を進行させてしまうため、調理器具の変更や調理の際の訪問介護員の付き添いなど、できるだけ本人が行えるような居宅サービス計画を作成する。

2:誤り。金銭の管理については、介護支援専門員は行うことができない。

3:正しい。不当な訪問販売や住宅のリフォームによる被害が生じないか不安であるとAさんから訴えられたので、成年後見精度の活用を市役所に相談した。

4:正しい。散歩すると帰れなくなることがあるため、地域のボランティアによる外出の支援を居宅サービス計画に位置づけた。

5:誤り。個人情報保護の観点から、本人の同意なしに認知症であることを他人に伝えてはならない。

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