平成21年前期-問10

燃焼安全装置の火炎検出器に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:硫化カドミウムセルは、イオン化現象を利用したもので、ガス燃焼炎の検出に適している。

2:硫化鉛セルは、硫化鉛の抵抗が火炎のフリッカによって変化する電気的特性を利用したもので、主に蒸気噴霧式バーナなどに用いられる。

3:整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に適している。

4:紫外線光電管は、光電子放出現象を利用したもので、感度が良く、安定していて、炉壁の放射による誤作動もなく、すべての燃料の燃焼炎の検出に用いられる。

5:フレームロッドは、火炎の導電作用を利用したもので、主にガス燃焼炎の検出に使用され、点火用のガスバーナに多く用いられる。

答:1

覚えよう!

  • 硫化カドミウムセルは、光導電現象を利用したもので、ガス燃焼炎の検出には適さない。
  • 硫化鉛セルは、硫化鉛の抵抗が火炎のフリッカによって変化する電気的特性を利用したもので、主に蒸気噴霧式バーナなどに用いられる。
  • 整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に適している。
  • 紫外線光電管は、光電子放出現象を利用したもので、感度が良く、安定していて、炉壁の放射による誤作動もなく、すべての燃料の燃焼炎の検出に用いられる。
  • フレームロッドは、火炎の導電作用を利用したもので、主にガス燃焼炎の検出に使用され、点火用のガスバーナに多く用いられる。
平成21年前期-問10の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野燃焼安全装置の知識
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回20.0%前回~5回前20.0%
過去10回20.0%6回前~10回前20.0%
過去15回13.3%11回前~15回前0.0%
過去20回10.0%16回前~20回前0.0%
過去25回12.0%21回前~25回前20.0%
過去30回13.3%26回前~30回前20.0%
過去35回17.1%31回前~35回前40.0%
とことん類似問題!
令和5年前期-問10 ボイラーの燃焼装置・燃焼安全装置に求められる要件について、適切でないものは次のうちどれか。
令和2年前期-問6 ボイラーの燃焼装置及び燃焼安全装置に求められる要件について、誤っているものは次のうちどれか。
平成24年後期-問3 ボイラーにおける燃焼安全装置の火炎検出器について、誤っているものは次のうちどれか。

平成21年前期-問10

平成20年前期-問10 燃焼安全装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成18年後期-問10 燃焼安全装置に求められる要件として、次のうち誤っているものはどれか。
平成17年前期-問10 燃焼安全装置の主安全制御器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成16年後期-問8 燃焼安全装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。