ボイラーの特殊燃料に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:黒液は、パルプ製造過程でチップを蒸煮、溶解し、繊維を分離する際に排出される液体である。
2:バークは、パルプ工場で原木の皮をむいた際に生じる樹皮である。
3:石油コークスは、原油から揮発油、灯油などを分留した残渣を熱分解処理して得た固形残渣で、石炭より着火性、燃焼性が悪い。
4:RPFは、一般家庭ごみに石灰などを加え、乾燥、固形化した燃料である。
5:工場廃棄物を燃料として使用する場合は、燃焼排出ガスによる腐食などの防止対策が必要である。
答:4
覚えよう!
- 黒液は、パルプ製造過程でチップを蒸煮、溶解し、繊維を分離する際に排出される液体である。
- バークは、パルプ工場で原木の皮をむいた際に生じる樹皮である。
- 石油コークスは、原油から揮発油、灯油などを分留した残渣を熱分解処理して得た固形残渣で、石炭より着火性、燃焼性が悪い。
- RPFは、古紙や廃プラスチックなどの産業廃棄物を原料とした固形燃料である。一般家庭ごみに石灰などを加え、乾燥、固形化した燃料は、RDFである。
- 工場廃棄物を燃料として使用する場合は、燃焼排出ガスによる腐食などの防止対策が必要である。