燃焼及び燃焼室に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:基準温度において、燃料が理論空気量で完全燃焼し、外部への熱損失がないと仮定した場合に到達すると考えられる燃焼ガス温度を理論燃焼温度という。
2:理論燃焼温度は、燃料の低発熱量及び燃焼ガスの平均定圧比熱に比例する。
3:実際燃焼温度は、燃料の種類、空気比、燃焼効率などの条件で大きく変わるが、理論燃焼温度より高くなることはない。
4:単位時間における燃焼室の単位容積当たりの発生熱量を燃焼室熱負荷といい、単位としてkW/m3が用いられる。
5:燃焼室熱負荷は、燃焼用空気の予熱温度が高いと大きくなる。
答:2
覚えよう!
- 基準温度において、燃料が理論空気量で完全燃焼し、外部への熱損失がないと仮定した場合に到達すると考えられる燃焼ガス温度を理論燃焼温度という。
- 理論燃焼温度は、燃料の低発熱量に比例し、燃焼ガスの平均定圧比熱に反比例する。
- 実際燃焼温度は、燃料の種類、空気比、燃焼効率などの条件で大きく変わるが、理論燃焼温度より高くなることはない。
- 単位時間における燃焼室の単位容積当たりの発生熱量を燃焼室熱負荷といい、単位としてkW/m3が用いられる。
- 燃焼室熱負荷は、燃焼用空気の予熱温度が高いと大きくなる。