視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:ヒトの眼は、周りの明るさによって水晶体の厚さが変化して眼に入る光量が調節され、暗い場合には水晶体が厚くなる。
2:眼軸が短すぎることなどにより、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視眼という。
3:角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
4:網膜には、明るい所で働き色を感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の二種類の視細胞がある。
5:明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが徐々に見えやすくなることを暗順応という。
答:1
覚えよう!
- ヒトの眼は、水晶体の厚さを変化させることで焦点を調節しており、近くを見る場合には水晶体は厚くなる。
- 眼軸が短すぎることなどにより、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視眼という。
- 角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
- 網膜には、明るい所で働き色を感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の二種類の視細胞がある。
- 明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが徐々に見えやすくなることを暗順応という。