令和元年度保安管理技術-問11

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置などについて正しいものはどれか。

イ.圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒の種類ごとに高圧部、低圧部に分けて定められた定数の積で決まる。

ロ.溶栓は、取り付けられる容器内の圧力を直接検知して破裂し、内部の冷媒を放出することにより、圧力の異常な上昇を防ぐ。

ハ.高圧遮断装置は、高圧側の圧力の異常な上昇を検知して作動し、圧縮機を駆動している電動機の電源を切って圧縮機を停止させる。

ニ.ガス漏えい検知警報設備は、冷媒の種類や機械換気装置の有無にかかわらず、酸欠事故を防止するために必ず設置しなければならない。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:イ、ハ、ニ

答:2

覚えよう!

  • 圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒の種類ごとに高圧部、低圧部に分けて定められた定数の積で決まる。
  • 破裂板は、取り付けられる容器内の圧力を直接検知して破裂し、内部の冷媒を放出することにより、圧力の異常な上昇を防ぐ。溶栓は、温度の上昇により溶融することで冷媒を放出し、圧力の異常な上昇を防ぐ。
  • 高圧遮断装置は、高圧側の圧力の異常な上昇を検知して作動し、圧縮機を駆動している電動機の電源を切って圧縮機を停止させる。
  • 可燃性ガスまたは毒性ガスの製造施設には、漏えいしたガスが滞留するおそれのある場所に、ガス漏えい検知警報設備の設置が義務付けられている。またフルオロカーボン冷媒でも、ガス漏れまたは酸素濃度検知警報設備によって、酸素濃度18%以下での酸欠事故を防止することが求められている。
令和元年度保安管理技術-問11の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ保安管理技術
出題分野安全装置
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