次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。
イ.圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、容積式と遠心式に大別される。
ロ.往復圧縮機の冷凍能力は圧縮機の回転速度によって変わる。インバータを利用すると、電源周波数を変えて、回転速度を調節することができる。
ハ.冷凍装置にかかる負荷は時間的に一定でないので、冷凍負荷が大きく増大した場合に圧縮機の容量と圧力をそれぞれ個別に調整できるようにした装置が、容量制御装置である。一般的な多気筒圧縮機には、この装置が取り付けてある。
ニ.フルオロカーボン冷凍装置では、装置が正常でない液戻りの運転状態になると、油に冷媒液が多量に溶け込んで、油の粘度を低下させるので潤滑不良となる。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:ロ、ハ
4:ハ、ニ
5:イ、ロ、ニ
答:5
覚えよう!
- 圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、容積式と遠心式に大別される。
- 往復圧縮機の冷凍能力は圧縮機の回転速度によって変わる。インバータを利用すると、電源周波数を変えて、回転速度を調節することができる。
- 冷凍装置にかかる負荷は時間的に一定でないので、冷凍負荷が大きく減少した場合に圧縮機の容量を調整できるようにした装置が、容量制御装置(アンローダ)である。一般的な多気筒圧縮機には、この装置が取り付けてある。
- フルオロカーボン冷凍装置では、装置が正常でない液戻りの運転状態になると、油に冷媒液が多量に溶け込んで、油の粘度を低下させるので潤滑不良となる。