次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置について正しいものはどれか。
イ.圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類にかかわらず、容器の外径と長さだけで決まる。
ロ.圧力容器に取り付ける安全弁には、検査のために止め弁を設けるが、この止め弁には「常時開」の表示をするなど、止め弁の操作に間違いのないようにしなければならない。
ハ.溶栓は温度を検知して圧力の異常な上昇を防ぐので、すべての冷凍装置に使用できる。
ニ.破裂板は圧力を感知して冷媒を放出するため、可燃性や毒性を有する冷媒を用いた装置では使用できない。
1:イ、ロ
2:ロ、ハ
3:ロ、ニ
4:ハ、ニ
5:イ、ハ、ニ
答:3
覚えよう!
- 圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類による定数に、容器の外径と長さの積の平方根を乗じた値とする。
- 圧力容器に取り付ける安全弁には、検査のために止め弁を設けるが、この止め弁には「常時開」の表示をするなど、止め弁の操作に間違いのないようにしなければならない。
- 溶栓は温度によって溶融して冷媒を放出するため、可燃性または毒性ガスを冷媒とした冷凍装置に使用してはならない。
- 破裂板は圧力によって破裂して冷媒を放出するため、可燃性または毒性ガスを冷媒とした冷凍装置に使用してはならない。