令和5年前期-問7

労働安全衛生法に基づく労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。)及びその結果等に応じて実施される医師による面接指導に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

1:ストレスチェックを受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、ストレスチェックの実施の事務に従事してはならない。

2:事業者は、ストレスチェックの結果が、衛生管理者及びストレスチェックを受けた労働者に通知されるようにしなければならない。

3:面接指導を行う医師として事業者が指名できる医師は、当該事業場の産業医に限られる。

4:面接指導の結果は、健康診断個人票に記載しなければならない。

5:事業者は、面接指導の結果に基づき、当該労働者の健康を保持するため必要な措置について、面接指導が行われた日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。

答:1

覚えよう!

  • ストレスチェックを受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、ストレスチェックの実施の事務に従事してはならない。
  • 事業者は、ストレスチェックの結果が、ストレスチェックを受けた労働者に通知されるようにしなければならない。
  • 面接指導を行う医師として事業者が指名できる医師は、当該事業場の産業医に限らない。
  • 事業者は、面接指導の結果に基づき、その記録を作成し、5年間保存しなければならないが、健康診断個人票に面接指導の結果を記載しなければならないという規定はない。
  • 事業者は、面接指導の結果に基づき、当該労働者の健康を保持するため必要な措置について、面接指導が行われた後、遅滞なく、医師の意見を聴かなければならない。
令和5年前期-問7の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ関係法令
出題分野ストレスチェック
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回100.0%前回~5回前100.0%
過去10回70.0%6回前~10回前40.0%
過去15回53.3%11回前~15回前20.0%
過去20回40.0%16回前~20回前0.0%
過去25回32.0%21回前~25回前0.0%
過去30回26.7%26回前~30回前0.0%
過去35回22.9%31回前~35回前0.0%
とことん類似問題!

令和5年前期-問7

令和4年後期-問7 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せは1~5のうちどれか。 ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
令和4年前期-問6 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せは1~5のうちどれか。 ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
令和3年後期-問7 労働安全衛生法に基づく労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。)及びその結果等に応じて実施される医師による面接指導に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
令和3年前期-問5 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。)及びその結果等に応じて実施される医師による面接指導に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
令和元年後期-問7 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せは1~5のうちどれか。 ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
平成31年前期-問5 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せは1~5のうちどれか。 ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
平成29年前期-問5 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。)及びその結果等に応じて実施される医師による面接指導に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。