耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる。
2:耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
3:内耳は、前庭、半規管及び蝸牛(うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚をそれぞれ分担している。
4:半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
5:鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
答:4
覚えよう!
- 耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる。
- 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
- 内耳は、前庭、半規管及び蝸牛(うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚をそれぞれ分担している。
- 前庭は、体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は、体の回転の方向や速度を感じる。
- 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。