ボイラー水中の不純物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:ボイラー水中の溶存気体には、酸素及び二酸化炭素などがある。
2:二酸化炭素は、酸素と共存すると助長しあって、腐食を進行させる。
3:ボイラー水中の溶解性蒸発残留物から生成して管壁、ドラムその他の伝熱面に固着するものを、スラッジという。
4:全蒸発残留物は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合量である。
5:スケールの熱伝導率は、一般に軟鋼の1/20~1/100程度である。
答:3
覚えよう!
- ボイラー水中の溶存気体には、酸素及び二酸化炭素などがある。
- 二酸化炭素は、酸素と共存すると助長しあって、腐食を進行させる。
- ボイラー水中の溶解性蒸発残留物から生成して管壁、ドラムその他の伝熱面に固着するものを、スケールという。
- 全蒸発残留物は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合量である。
- スケールの熱伝導率は、一般に軟鋼の1/20~1/100程度である。