脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
2:くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れて数日後、激しい頭痛で発症する。
3:虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
4:心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
5:運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。
答:2
覚えよう!
- 虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
- くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤が破れた直後から、激しい頭痛で発症する。
- 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
- 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
- 運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。