レーザー光線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:レーザー光線は、おおむね1nmから180nmまでの波長域にある。
2:レーザー光線は、単一波長で位相のそろった人工光線である。
3:レーザー光線の強い指向性や集束性を利用し、高密度のエネルギーを発生させることができる。
4:出力パワーが最も弱いクラス1又はクラス2のレーザー光線は、可視光のレーザーポインタとして使用されている。
5:レーザー光線にさらされるおそれのある業務は、レーザー機器の出力パワーなどに基づくクラス分けに応じた労働衛生上の対策を講じる必要がある。
答:1
覚えよう!
- 「レーザー光線による障害防止対策要綱」においては、180nmから1mmまでの波長域を対象のレーザー光線としている。ただし180nmよりも波長の短い紫外線レーザーや、X線レーザー(0.1nm~10nm程度)も存在する。
- レーザー光線は、単一波長で位相のそろった人工光線である。
- レーザー光線の強い指向性や集束性を利用し、高密度のエネルギーを発生させることができる。
- 出力パワーが最も弱いクラス1又はクラス2のレーザー光線は、可視光のレーザーポインタとして使用されている。
- レーザー光線にさらされるおそれのある業務は、レーザー機器の出力パワーなどに基づくクラス分けに応じた労働衛生上の対策を講じる必要がある。