令和4年後期-問13

潜水作業、高圧室内作業などの作業における高圧の影響又は高圧環境下から常圧に戻る際の減圧の影響により、直接には発症しない健康障害は次のうちどれか。

1:酸素中毒

2:一酸化炭素中毒

3:炭酸ガス(二酸化炭素)中毒

4:窒素酔い

5:減圧症

答:2

覚えよう!

  • 酸素中毒は、高圧の酸素を継続的に吸い込むことで、吐き気、めまい、視野狭窄、呼吸困難、痙攣、胸部違和感などの症状がみられる高気圧障害の一種である。
  • 一酸化炭素中毒は、不完全燃焼により発生した一酸化炭素を吸い込むことで、頭痛、吐き気、めまい、意識障害などの症状がみられ、高圧の影響又は高圧環境下から常圧に戻る際の減圧の影響により、直接には発症しない健康障害である。
  • 炭酸ガス(二酸化炭素)中毒は、体内の二酸化炭素が過剰になることで、頭痛、めまい、吐き気、意識障害などの症状がみられる高気圧障害の一種である。
  • 窒素酔いは、高圧の窒素を吸い込むことで、アルコールに酔ったときと同じような症状がみられる高気圧障害の一種である。
  • 減圧症は、高圧下作業からの減圧に伴い、血液中や組織中に溶け込んでいた窒素の気泡化が関与して発生し、皮膚のかゆみ、関節痛、神経の麻痺などの症状がみられる高気圧障害の一種である。
令和4年後期-問13の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野高圧・減圧の影響と健康障害
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