令和3年後期-問14

有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:有機溶剤の多くは、揮発性が高く、その蒸気は空気より軽い。

2:有機溶剤は、全て脂溶性を有するが、脳などの神経系には入りにくい。

3:メタノールによる障害として顕著なものには、網膜の微細動脈瘤を伴う脳血管障害がある。

4:テトラクロロエチレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物には、トリクロロ酢酸がある。

5:二硫化炭素による中毒では、メトヘモグロビン形成によるチアノーゼがみられる。

答:4

覚えよう!

  • 有機溶剤の多くは、揮発性が高く、その蒸気は空気より重い。
  • 有機溶剤は、脂溶性を有するため、脂肪の多い脳などに入りやすい。
  • メタノールによる健康障害としては、中枢神経系や視覚器の障害がある。
  • テトラクロロエチレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物には、トリクロロ酢酸がある。
  • 二硫化炭素による中毒では、精神障害がみられる。
令和3年後期-問14の情報

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カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有機溶剤の知識
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