平成23年後期-問44

体温調節に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:寒冷にばく露されると、皮膚の血管は収縮し、その血流量が減少する。

2:体温調節にみられるように、外部環境などが変化しても身体内部の状態を一定に保とうとする性質を恒常性(ホメオスタシス)という。

3:体温調節中枢は、間脳の視床下部にあり、産熱と放熱とのバランスを維持し、体温を一定に保つよう機能している。

4:発汗量が著しく多いときは、体内の水分が減少し血液中の塩分濃度が増加するため、痙攣を起こすことがある。

5:計算上、100gの汗が体重70kgの人の体表面から蒸発すると、気化熱が奪われ、体温を約1℃下げることができる。

答:4

覚えよう!

  • 寒冷にばく露されると、皮膚の血管は収縮し、その血流量が減少する。
  • 体温調節にみられるように、外部環境などが変化しても身体内部の状態を一定に保とうとする性質を恒常性(ホメオスタシス)という。
  • 体温調節中枢は、間脳の視床下部にあり、産熱と放熱とのバランスを維持し、体温を一定に保つよう機能している。
  • 発汗量が著しく多いときに水分のみを補給すると、血液中の塩分濃度が低下するため痙攣を起こすことがある。
  • 計算上、100gの汗が体重70kgの人の体表面から蒸発すると、気化熱が奪われ、体温を約1℃下げることができる。
平成23年後期-問44の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働生理
出題分野体温調節の知識
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