平成23年前期-問12

化学物質の吸収、排泄及び蓄積に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:作業環境中の化学物質が体内に吸収される経路としては、吸入による経路を最も重要視する必要がある。

2:ある種の有機溶剤では、皮膚からの吸収は、無視できない程度に達することがある。

3:体内に吸収された化学物質の多くは、肝臓などで分解、抱合など多様な化学変化を受け、代謝物となって排泄される。

4:化学物質の体内への吸収が長期間に及ぶと、ある時点で、吸収量と排泄量が等しくなり、それ以上吸収し続けても体内の濃度は上昇しなくなる平衡状態になる。

5:化学物質の体内への吸収が止まり、体外へ排泄されていくとき、体内濃度が最初の1/2に減少するまでに要する時間を物理的半減期という。

答:5

覚えよう!

  • 作業環境中の化学物質が体内に吸収される経路としては、吸入による経路を最も重要視する必要がある。
  • ある種の有機溶剤では、皮膚からの吸収は、無視できない程度に達することがある。
  • 体内に吸収された化学物質の多くは、肝臓などで分解、抱合など多様な化学変化を受け、代謝物となって排泄される。
  • 化学物質の体内への吸収が長期間に及ぶと、ある時点で、吸収量と排泄量が等しくなり、それ以上吸収し続けても体内の濃度は上昇しなくなる平衡状態になる。
  • 化学物質の体内への吸収が止まり、体外へ排泄されていくとき、体内濃度が最初の1/2に減少するまでに要する時間を生物学的半減期という。
平成23年前期-問12の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野化学物質の吸収・排泄・蓄積
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