平成22年後期-問13

有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:有機溶剤の蒸気は、空気より重く、呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。

2:有機溶剤は、脂溶性が低いため、脂肪の多い脳などには入りにくい。

3:二硫化炭素による障害として顕著なものは、再生不良性貧血などの造血器障害である。

4:トルエンによる障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。

5:ノルマルヘキサン(n-ヘキサン)による障害として顕著なものは、末梢神経障害の多発性神経炎である。

答:5

覚えよう!

  • 有機溶剤の蒸気は、空気より重く、揮発性が高いため呼吸器や皮膚から吸収されやすい。
  • 有機溶剤は、脂溶性が高いため、脂肪の多い脳に入りやすい。
  • 二硫化炭素は、長期間ばく露すると精神障害を起こすおそれがある。
  • トルエンは、中枢神経系に作用し、脳波異常や大脳の器質変化を起こすことがある。
  • ノルマルヘキサン(n-ヘキサン)による障害として顕著なものは、末梢神経障害の多発性神経炎である。
平成22年後期-問13の情報

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カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有機溶剤の知識
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